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睡眠が軽視されている。

昨日、言葉を持たない身体について書いたが、これをSBAでは「内なる人」と呼んでいる。
睡眠は内なる人の時間なのだ。
よい睡眠を取らないのもいじめである。

起きている時間は主に言葉に属している。
意味(言葉)がある時間だからだ。
そうなると、睡眠は無意味な時間だから削るほどよい、ということになる。

でも、人は意味と等量の無意味を生きているのが本来なのである。

片足で歩いたら、ぴょんぴょん跳ねることはできても、とても遠くまでいけない。
意味だけで生きられると思うのは、片足で歩けると同じほどの間違いだ。

うつの人はたいてい睡眠を粗末にしている。
眠れないといって、ネットやゲームにはまり、ますます神経を興奮、混乱させている。
昼夜逆転も珍しくない。
電灯もパソコンもつけっぱなしで寝たりする。
それではよい睡眠はとりようがない。

このような生活が続くと、エネルギーの水位が下がり、人に会うのがおっくうになる。

元気な人は気づかないが、人と人が会うのは、ものすごい量のエネルギー交換をしている。
だからエネルギーがいる。
それを睡眠でチャージするのだ。

人に会うのがおっくうになるのが、引きこもりになり、対人恐怖になり、パニック障害になる。
全部陸続きの現象だ。

原因は睡眠不足ではないが、引き金を引くには十分だ。

眠りたくても寝られない人はどうするか……?

放置して苦しんでいないで、SBAのファースト・セッションをさっさと申し込めばいいんです!

不眠の時代

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