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セミナーの参加者から「今まで自分の身体のいうことを聞いてあげていませんでした」という言葉をいただいた。

身体は言葉を持たない。身体は私である。
言葉を発する「私」は自分を形成している要素のごく一部でしかない。
しかし、言葉を持つ私は傲慢だ。
「自分は生きている値打ちがない」とか、「生きていたくない」とかいう。

しかし、その間も心臓をはじめとする内臓も血液も神経も消化器も24時間働いている。
そういう裏方の仕事を完全に無視して、「私」を世界だと思い込むところからすべて人類の誤りと傲慢は始まっていると言っていい。

もしも、誰もが身体の自然な生き方に耳を傾けていたら、世界はもっと平和になるだろう。

言葉を持つ私は、言葉を持たない私をいじめている。
そのいじめが小さな核となって、世界の倒錯が始まっている。
最近僕には世界がそのように見えている。

世界最小のいじめ単位

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