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昨日、旅から帰って来ました。
今回の旅は、大阪のSBAセミナーと翌日の「お茶会」が最大の目的ですが、陶芸教室の旅行が重なったので、名古屋で途中合流し、焼き物の街、常滑を散策し、さらに滋賀に引き返して友人たちと飲むという欲張りなものでした。

欲張り過ぎてちょっと疲れました。食べ過ぎ吞み過ぎ遊び過ぎで痛風がでました。
これから2〜3日お酒はなし。食べ過ぎもなしです。

ここで反省して生き方を変えることが大切です。
数日だけでもね♪
それが自然な生き方。

*

陶芸教室の旅行に合流して、なんとか夕食の場に間に合いました。名古屋名物海老フライを食べて、楽しく飲んでいると、どうも、不在中にSBAについておもしろおかしく噂になっていたようです。

誰も理論に深い興味はありませんから、ネジを抜く動作をめぐって、「なんか変なことしている」という感じの話題です。

一度酔ったときに、僕より年上の飲み仲間の腱鞘炎の痛みを止めたことがあるのです。

そのときは止まったけれども、たいへん長く続いている重症の腱鞘炎です。
彼からは「治ったらお金を出す」と言われてしばらく好意でしていましたが、やめました。
「ゴルフに行くと一週間は手が痛くて仕方ない」と言われていたのに、平気でゴルフに行ったからです。

「ここをきれいに掃除したら金をやる」と言われて、こちらが掃除したあとに平気でゴミを撒かれているようなものです。
でも、彼はそういうニュアンスはまったくわかっていないので、無邪気なものです。
僕が何で止めたか全くわかっていないと思います。
お医者に行くときにも「治ったら払う」といって通ずるでしょうか。

それはかなり前の話ですが、そんなことがあって、話題になったのでしょう。

気がつくと隣のご婦人が海老フライの替わりにお刺身を食べています。「三叉神経痛が痛くて固いものが食べられない」そうです。
固いものが食べられないどころか、少しでも口を開くのも痛いというありさまでした。

三叉神経痛は言葉しか知りませんでしたが、wikiによると顎のあたりで三つの神経が交錯していて、これにかかると激痛が走り、「人間の最も苦痛な条件の一つとして知られ、多くの医療専門家にもまだ謎のままである」だそうです。
そういう痛みがもう数日続いているらしいのです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/三叉神経痛

SBAは病気を治すのではなく、肉体と磁気的身体(生命力)のフィッテイングをするものですから、医学的にどんなに難病でも関係ありません。同じことをします。

あまりこちらから「してあげましょうか」、というのは好きではないのですが、こういう状況になるということは、神様がしたほうがいいと言っているのだろうな、と思いました。

「してもいいですか?」とむしろ許可を取るように言って、ていねいにしてさしあげました。
その場では、変化はありませんでした。
「誰から習ったの?」
「自分で作りました」
「ふーん……」
みたいな散漫な空気。

もう一人、10日だか、20日だか、歯痛が止まらない女性が来て試しにしてみて、と言ったのでしてあげました。

しかし、彼女もその場では治らないので、なんとなく疑いの目を向けられました。

翌朝、三叉神経痛の女性から、「ずいぶん軽くなったわ、ありがとう」と言われました。
彼女はお昼にはパンをきちんと口を開けて食べていて、「いいようですね」と言ったら、「今は何でもないわ。こんな固いパンを食べられて。痛かったことなんて忘れてる」と言いました。
すぐ忘れてしまうのです。

歯痛の女性もバスで隣に座ってニコニコして「ありがとう」と言ったので、痛みが消えたのか、やれやれと思いました。
SBAは鎮痛剤ではないので、何日目に変化があるかわからないのです。

ところが夕方になって、歯痛の女性は治ってないことがわかりました。三叉の女性がよくなってニコニコしていたので、調子を合わせていたようです。

「痛い〜」といって、「こういうのって訴えてもいいの?」と言いました。
「え? 訴えるって法的に?」
こくんとうなずきました。
痛さまぎれに思わず口から出たのでしょうが、なんか呆然としてしまいました。
無意識にすごい不信があるということです。
騙して何万円も取ったなら訴えられても仕方ないけど、無料の好意で一回しただけなのに、何でこんな言われようをしないといけないのでしょう!!

それなら、お金を取って10日も20日も治さない歯医者を訴えればいいでしょう?
……というのは、今思いついた言葉で、そのときは言葉もなく、ただぼうっとしてしまいました。

お医者は治さなくても恨まれないから本当に恵まれています。

あるいは痛みだけとれば、「治った」という人が多いので、それを満たすことは、強い刺激を用いれば可能なのです。
何か月後には、またもっと悪くなりますが。

翌朝、幸いなことに歯痛の彼女も痛みが取れたようで、にこにこ「治りました。ありがとう」と言ってくれました。
あれもその場しのぎの挨拶やお世辞だったらどうしようと、ちょっと心配ですが。

SBAは全く新しいものですから、理解されるのに時間がかかるのは仕方ないことです。
でも、ときどき道の遠さや無理解の壁にとても悲しくなります。
誰か心からわかってくれる人がいたら僕は大声で泣き出すでしょう。

今は泣いても何もなりません。
少しでも理解が進むようにこの日記を書いています。

理解されることの難しさ/  三叉神経痛

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